◆ アジェンダ 

13:00　開会のご挨拶とアジェンダのご紹介

日本シノプシス合同会社
営業本部　プロダクト・ソリューション・セールスマネージャー

今泉 仁
 

13:05　【オープニング・トーク】 AI 対応世界におけるプロセッサとセキュリティのトレンド

Synopsys, Inc. 
Senior Vice President of Engineering, Solutions Group

Yankin Tanurhan

人工知能(AI)は、クラウドからエッジデバイスまで幅広く導入されるケースが増えています。 SoC設計者は、従来のワークロードと機械学習ワークロードの両方に最適化された新しいアーキテクチャを実装するだけでなく、急速に進化し将来的に変更される可能性が高い広範なニューラル・ネットワークもサポートする必要があります。さらに、AI対応デバイスによって収集および送信される膨大な量のデータは、セキュリティ・リスクにさらされます。すべてのデータは、ネットワークのパフォーマンスを損なうことなく、保存中または転送中に保護されなければなりません。 本セッションでは、スマート・エブリシングがAI と交差する時代における SoCの課題とソリューションを探ります。

13:35　超低電力NB-IoTサブシステム ソリューションで実現するIoT通信

Synopsys, Inc. 
Director of product marketing, Solution Group

Rich Collins

NB-IoT(ナローバンドIoT)テクノロジは、通信デバイスの消費電力を大幅に削減し、スペクトル効率を向上させるように設計されています。設計の複雑化と超低消費電力IoTアプリケーションの適用範囲の拡大需要により、NB-IoTプロトコルをサポートするワイヤレス・テクノロジが世界的に普及しています。本セッションでは、今日のNB-IoTモデム設計の主な課題と要件に焦点を当て、IoT通信製品の市場投入までの時間を短縮するARC EM11Dプロセッサを活用したシノプシスのDesignWare ARC IoT Communications IP Subsystemの概要をご説明します。

14:15　ヘテロジニアス・マルチコア設計 - 常時オンの使用例

Synopsys, Inc. 
Director of product marketing, Solution Group

Rich Collins

今日のほとんどのSoCは、より高い処理性能の必要性を背景にマルチコア設計が主流になりました。しかし、エネルギー効率（性能対電力効率）がマルチコア設計のもう1つの大きな課題となり、トレンドとして異なる処理タスクに対して異なるコアが選択される、いわゆるヘテロジニアス・アーキテクチャに移行しました。 本セッションでは、常時接続のスマートホーム・アプリケーションの例を元に、ヘテロジニアス・マルチコア設計におけるトレードオフ・テクニックをご説明します。

14:55 　コーヒーブレイク

15:10　 制約のある組み込みシステムにおける高性能AI自然言語処理

Synopsys, Inc.
Manager of product marketing, Solution Group

Gordon Cooper

自然言語処理(NLP)は人工知能の一種で、機械にテキストや音声に応答する機能を与えます。自然言語理解(NLU)は、NLPのサブトピックであり、意味の理解に焦点を当てています。本セッションでは、ドライバーからの質問を理解するための最新のニューラル・ネットワーク・ベースのアプローチを使用して、音声制御の自動車ナビゲーション・システムをモデル化するデモンストレーターを構築した手法についてご説明します。シノプシス ARC VPX DSPプロセッサと最適化された ニューラル・ネットワーク・カーネル・ライブラリを使用して、消費電力、シリコン面積など制約のある組込みシステムにおいて高いパフォーマンスと精度を実現する方法についてご説明します。

15:50　対量子暗号(Quantum-Safe)の将来とSoCセーフガードについて

Synopsys, Inc.
Director of product marketing, Solution Group

Dana Neustadter

今日のコネクティッド・ワールドでは、改ざんや物理的攻撃の影響を受けやすい貴重なデータが、デバイスとクラウドの間で大量にやり取りされています。デバイスが接続されるたびに、さまざまなインターフェイスを通じて処理を伴う保護されるべきデータが増加します。半導体業界ではセキュリティが最重要視されており、すべてのインターフェイスとインターフェイス間を移動するデータは安全が確保されていなければなりません。すべての基本レベルのプロトコルと標準規格が満たされている場合でも、設計者はSoC全体が保護されているかどうかを確認する必要があります。さらに、量子コンピューティングなどのテクノロジが進化するにつれて、新たなポスト量子暗号アルゴリズムに依存する安全な量子ソリューションに移行する必要があるため、進化する標準規格に適応するためのソリューションを機敏に実装する必要があります。

16:30　閉会のご挨拶

日本シノプシス合同会社 
営業本部 プロダクト・ソリューション・セールスマネージャー 

今泉　仁

16:35 　終了