リアルタイムに適用できるインテリジェントな分析機能で製造効率を自律的に向上させるテクノロジによりシノプシスが業界をリードする製造プロセス管理ソリューションを強化
2021年6月21日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 - シノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、AIテクノロジを応用した製造支援システムで半導体製造のスマート化を実現するソリューションのリーディング・カンパニーであるBISTel社(本社:韓国)から、半導体ならびにフラットパネル・ディスプレイ製造関連ソリューションを買収することで最終合意に達したことを発表した。この買収を通じて包括的な歩留まり管理/予測・統合ソリューションを実現し、シノプシスが業界をリードする半導体製造企業向け製造プロセス管理ソリューションを拡充することにより、製造効率ならびに品質の向上を実現する。また今回の買収により、リアルタイムの製造予測分析によって製造技術開発を促進してきた経験豊富なR&Dエンジニアがシノプシスに加わることになる。
買収作業は今後、規制当局への報告も含めた既定の手続きを経て、シノプシス2021会計年度の第4四半期に完了する予定である。買収条件の詳細は公表していないが、今回の買収がシノプシスの財務に与える影響は非常に軽微である。
シノプシス シリコン・エンジニアリング・グループ ジェネラルマネージャー Howard Koは次のように述べている。「半導体製造企業各社では、グローバル・エコノミーを牽引する製品を求めるマーケットの要求に応えるべく様々な課題に取り組んでおられます。半導体製造ソリューションに関する当社とBISTel社の専門技術を組み合わせることにより、利益機会の最大化を可能にする革新的な製造プロセス管理テクノロジをお客様各社にご提供できるようになります」
シノプシスについて
Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software)をカバーするソリューションを提供している。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、業界で最も広範囲をカバーしたアプリケーション・セキュリティ・テスティング・ソリューションならびにサービスを提供しているS&P 500カンパニーである。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、よりセキュアでハイ・クオリティなコードを開発しているソフトウェア開発者に、革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供している。
詳細情報は、https://www.synopsys.com/ja-jpより入手可能。
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<お問い合わせ先>
日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充
TEL: 03-6746-3940
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